「2種類の負け」
今週はFOMCと日銀会合があり、
絶好のチャンスだったにもかかわらず、
残念な結果となってしまった。
週間収支はプラスにはなっているが、
今月最大のチャンスを活かしきれなかったので
トレーダーとしては負けである。
敗因は12/18にある。
12/18は翌日早朝4:00にFOMCが控えていたため
東京時間から様子見ムードとなっており、
40pips程度のレンジ相場となっていた。
自分もFOMCまでは待機するつもりでいたのだが、
欧州が動き始める16:00あたりで軽く
トレードしてみたのがすべての始まりだった。
一度の負けから徐々に熱くなって
あれよあれよと負けが増えていき、
たった2時間でマイナスは12万に膨れ上がっていた。
残ったのは12万の負債と後悔だけであった。
以下のチャートの赤枠が問題のあった2時間である。
値動き的にもとくにボラがあった訳でもなく、
レンジ相場のままである。
なぜここで勝負する必要があった?
チャートが得意の形になっていたから?
長いローソクやヒゲができたのか?
ヘッドラインがあった?
答えはノーである。
期待値のないところで
無駄な勝負をしてただ負けただけである。
負けには2つの種類がある。
勝率60%ペイオフレシオ2.0
のトレードを続ける場合、
40%は負けトレードとなるが
これは”必要経費になる負け”であり、
勝っていくためには必要な負けである。
しかし
勝率60%ペイオフレシオ2.0
のトレードから外れたやり方で
トレードして負けた場合は
“必要経費にならない負け”であり、
これはまったく不要な負けである。
12/18はこの
“必要経費にならない負け”
を積み上げてしまったことが敗因である。
翌日早朝のFOMCでいくらかマイナスは
減らすことはできたが、
もう時はすでに遅く、プラ転は不可能であった。
まだこんな負け方をしているようでは
全然話にならない。
勝てるようになったかもしれないと
勘違いして浮かれていた。
「おまえはまだ下手くそだ」と
ぶん殴れられて気づかされた1週間でした。